玄関は毎日家族が必ず使う場所です。
来客時や宅急便の受け取り時などにもみられる場所なので重要ですよね。
住み始めてみると、玄関の間取りで後悔したという声はたくさんあります。
- 私が住んで感じたこと
- よくある玄関の後悔ポイント
についてまとめたので参考にしてみてください。
この記事では、大きく2つに分けて紹介しています。
- 間取りの後悔
- 設備に関する後悔
後悔ポイントを全部チェックして、後悔を減らそう!
間取りの後悔
玄関が狭かった
玄関の後悔ポイントで一番多いのが、家が建ってみたら「玄関が狭い」ということ。
他の居室の広さを優先した結果、玄関が狭くなったり、図面上では広さがわからず、家が建ってみたら想像以上に狭く後悔しているケースが多いです。
玄関が狭いと、こうなってしまいます。
玄関が狭いことによる後悔
- 靴を履く時、脱ぐときに並べる人数が少なく、玄関で渋滞する
- 買い物の荷物を置いたら、人が通る幅がなくて不便
買い物袋のちょい置きができないのは結構不便だよね
ポイント
- 玄関の横幅は135㎝以上あると快適
- 框(かまち)を斜めにすると人が座れる幅を長くできます
- 横並びで3人座って靴が履ける幅があるといいと思います
我が家の寸法を目安で載せておくね!
Instagramの方にも投稿しているので参考にしてみてください↓
玄関が暗い
北側や西側の玄関や窓や窓付きドアにせず、玄関が暗かったと後悔している方も多いです。
玄関が暗いと、こうなってしまいます。
玄関が暗いことによる後悔
- 昼間でも電気をつける必要がある
- 家の印象が暗くなってしまう
- 湿気が溜まりやすい
ポイント
- 玄関ドアを採光窓付きのドアにする
- 玄関に窓をつける
- 人感センサーライトにする
- 明るい色の壁紙にする
昼間明るい玄関でも夜はどの家も暗いので、人感センサーライトはみんなにおすすめ!
玄関ドアを開けとき居室が丸見え(来客時の視線が気になる)
図面上だと見落としがちですが、玄関はドアを開けた時に外からの視線を確認しておく必要があります。
外から中が丸見えな間取りだと・・・
来客時の視線が気になること
- リビングで部屋着でくつろいでいる姿が丸見え
- 視線の先に脱衣室、お風呂があり丸見え
視線の先にドアがあっても、意外と普段生活しているときって部屋ドアを開けっ放してることが多いんですよね。。
とはいっても、玄関からリビングドアが見えないようにすることはなかなか難しいので
可能であれば、玄関正面を壁にしておくのがおすすめ!
玄関正面を壁にしておくと絵を飾ったりもできるしね!
収納が足りない
玄関の収納が足りなかったというのもよくある後悔ポイントです。
玄関の収納は、靴だけでなく家の中に持ち込みたくない物を保管できる場所もあると便利です。
こういうものを収納できるスペースがあるといいですよ。
玄関収納に収納するもの
- 靴
- 傘、傘立て
- アウター(上着)
- ベビーカー、自転車
- アウトドア用品
- 子供のおもちゃ(シャボン玉、ボール、縄跳び)
- ゴルフバック
- ガーデニング用品、工具
- ブラシ、ほうき、高圧洗浄機
- 洗車道具
シューズボックスとは別で1帖ほどの土間収納があるといいね!
玄関が寒い
住んでみたら玄関が寒いという後悔もあります。
窓や玄関ドアは断熱材が充填されている壁に比べ断熱性が落ちるので、玄関は寒くなりやすい部分でもあります。
なので、ポイントはこんな感じ。
ポイント
- 断熱性の高いドアにする
- ドアの採光窓は必要最小限にする(大きくしすぎない)
- 玄関の窓も大きくしすぎない
- 全館空調を採用する
玄関近くに洗面台を作ればよかった
玄関近くに洗面台がなく、どこにも触れずに洗面台にたどり着けない間取りだと後悔する方が多いようです。
造作の洗面台を玄関付近につくる「ただいま手洗い」という間取りもありますが、個人的には洗面台を2つ作るのではなく
洗面室を玄関付近に作った方が減額にもなるのでおすすめです!
我が家も玄関付近に洗面室がある間取りだけど、子供が帰宅後すぐに手を洗ってくれるようになったよ
圧迫感のある照明
ダウンライトではなく、ペンダントライトを採用した場合、こんなデメリットが出る場合があります。
- 思っていたよりも照明が大きく圧迫感がでた
- 照明が靴箱と干渉する
- 照明があるせいで、土間収納に大きなものが入れにくい
ポイント
玄関照明をペンダントライトにする場合は、干渉チェック・圧迫感に注意!
靴のにおいが気になる
最近流行っているオープン型のシューズクロークは、靴のにおいが玄関に充満してしまう可能性があります。
湿気によるカビ、汗・皮脂がついた靴は臭いやすいので対策が必要です。
ポイント
- 玄関に換気用の窓、換気扇をつける
- 靴をシューズボックスにしまう前に消臭スプレーをする
設備の後悔
玄関ドアをスマートキーにすればよかった
玄関ドアの鍵をボタンを押すだけ、またはドアに近寄るだけで開閉できるのがスマートキーです。
最近ではつける人がほとんどですが、導入すれば良かったという後悔も聞きます。
注意
カードキータイプは要注意!
カードキーをドアに当てて開けるタイプもありますが、カードキーをかばんから出さないといけないため、鍵を出さずに開けられるタイプと比較すると不便です。
採用するタイプがカバンから出さずに開けられるタイプか確認しましょう。
また、「子供に鍵を開け閉めする習慣をつけたい」という理由でスマートキーを辞める方もたまにいますが、鍵でも開けられるので子供には通常の鍵を渡しておけばOKです。
こういう後付けタイプのスマートキーもあるよ
照明を人感センサーにすればよかった
玄関の照明は人感センサーがおすすめです!
また、スマートキーと併せて採用することで、車から荷物や子供を抱えたまま帰宅するときとても便利です。
ポイント
ポーチ(玄関の外)と玄関(室内)の両方の照明を人感センサーにしておくことをおすすめします。
寒い時や雨が降ってるときに真っ暗な中鍵穴を探したりしなくてよくなるからとても便利!
戸当たりがついていなかった
たまにあるのが、玄関ドアの戸当たりがついていないこと。
戸当たりはドアのストッパーなので、ストッパーがないと風が強い日にドアが急に開いて外壁に当たることがあります。
外壁に傷がついたりするので、戸当たりはつけておきましょう!
図面上に戸当たりがついているか確認するのがいいよ!
傘かけフックをつければよかった
住み始めたら、雨の日に濡れた傘を玄関の外にかけておきたいってことがあるけど傘かけがない…って後悔することも。
傘かけは傘以外にもちょっとしたものをかけておけるのであると便利です。
傘かけいらないかなーっていう方は下地だけでも入れておくといいよ!
玄関にコンセントを付ければよかった
玄関やシューズクロークにコンセントがあると靴や服を乾燥機で乾燥させるときに便利です。
また、電動自転車の充電などにも使えて便利です。
玄関タイルの汚れが目立つ
雨の日は靴が汚れるので玄関タイルも汚れます。
頻繁に掃除するのも面倒なので、掃除の頻度を減らしたいという方は汚れが目立ちにくい色にしておくのが無難です。
汚れが目立ちにくいタイルの色は
- グレー
- アイボリー
- テラコッタカラー
などの中間色を選ぶと土や砂埃は目立ちにくくなります。
白や黒は汚れが目立つので注意!
我が家はアイボリーにしたんだけど、汚れが目立ちにくくておすすめです!
玄関にポストをつければよかった
門柱にポストをつけたらポストまで取りに行くのが面倒って後悔する場合もあります。とくに雨の日は濡れますしね。
ポイント
外から直接室内に郵便物を入れられるタイプのポストをつけると断熱性が落ちるので、家の外側につける対応にすると断熱性も落ちないためおすすめです!
間取りで後悔しないためには・・・
間取りで後悔するのは、「たくさんの間取りを見ていないから」ということが多いです。
いろんな間取りをみて、自分の家の間取りを検討すると後悔ポイントはぐっと減らせると思います。
それをやるには、間取りの実例集をGETしたり、間取りを作成してもらうのがおすすめ!
間取りの実例集はマジで参考になるよ!
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